京都府 マンション リビングの欄間ステンドグラス
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トシ ステンドグラス デザイン|京都発 ステンドグラス 光の空間再設計
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回転させながら円形に広げて作る手吹きガラスです。中心に渦が残り、厚みが均一でないため、一点だけ光が溜まったように見えます。同じものが二つとない理由と、どこに使うと効くのかを解説します。
当スタジオの施工事例をご覧いただくと、丸いガラスが繰り返し出てきます。京都府の欄間には緑のもの、新潟県のカウンターには青いもの、リビングドアには透明のもの。
これはロンデルガラスといいます。図案のなかで一点だけ性格の違うガラスで、多くの場合それが要になっています。何が違うのか、なぜ使うのかをご説明いたします。
ロンデルは、溶けたガラスを竿の先につけ、回転させながら遠心力で円形に広げて作ります。型に流し込むのでも、板から丸く切り出すのでもありません。
そのため、中心に渦が残ります。竿がついていた跡です。周囲へ向かうにつれてガラスは薄くなり、縁に近いほど透明度が上がります。一枚のなかで厚みが均一でない——これがロンデルの正体です。
板ガラスを丸く切ったものとは、まったく別のものです。切り出した円は、どこも同じ厚みで、同じ表情をしています。
この厚みのむらが、ロンデルを特別なものにしています。
厚いところは光をゆっくり通し、色を濃く出します。薄いところは素通しに近くなります。中心の渦は光を屈折させ、見る角度によって表情が変わります。正面から見たときと、斜めから見たときで、同じガラスが違って見える。平らな板ガラスでは起こらないことです。
結果として、ロンデルは面のなかで一点だけ、光が溜まったように見えます。私どもが図案の中心や、視線が最初に届く位置にロンデルを置くのは、この性質を使うためです。
手で回して作りますので、直径も、渦の形も、厚みの分布も、一枚ずつ違います。「同じロンデルをもう一枚」ということができません。
これは制作の側から見ると、扱いにくさでもあります。図案を先に決めてからロンデルを探すのではなく、手元にあるロンデルを見てから、それが最も生きる図案を考えるという順序になることがあります。
とくに英国ヴィクトリア時代のアンティークのロンデルは、いま製造されていません。割れても補充がききません。施工事例で「希少なロンデルガラスを配し」と書いているのは、そういう意味です。
ロンデルは強いガラスですので、置く場所を選びます。
視線の高さに置く。座ったとき、立ったときに目が行く位置です。京都府のリビングドアでは、菱形の図案の中に配しました。ドアの前に立った人の視線が、自然にそこへ向かいます。
横長の面の中心に置く。欄間やカウンターのように横に長い開口では、中心にロンデルを一つ置くだけで、面全体が締まります。新潟県のカウンター用ステンドグラスがこの例です。青と金の幾何学模様の中心に、青いロンデルを配しました。
光が最も当たる位置に置く。厚みのむらは、光が強いほど際立ちます。窓の向きと時間帯を読んで位置を決めます。
逆に、ロンデルを多用しすぎると効果が薄れます。面のなかで一点だから目が行くのであって、いくつも並べると単なる模様になります。図案のなかで何個使うかは、その都度の判断です。
写真では、厚みのむらと角度による変化が伝わりません。ロンデルは、動きながら見て初めて分かるガラスです。
施工事例では京都府 玄関ホールの欄間ステンドグラス、新潟県 カウンター用ステンドグラスでご覧いただけます。
ガラスの選び方を含めたご相談はご相談・お見積もりより承っております。京都のアトリエでは、ガラスの実物をご覧いただけます。ご来店前にご一報いただけると確実です。
FAQ
図面がある場合は、建具寸法、平面図、立面図をご共有ください。図面が未確定の場合でも、参考写真や設置予定場所の寸法をもとに初期相談が可能です。
いいえ、完全予約制ではございません。定休日以外は営業しております。
ただ、現場や打ち合わせで留守にしていることがございます。ご来店の前にご一報いただけると確実です。お電話でもメールでも構いません。
アトリエでは、制作中のもの、ガラスの在庫、英国ヴィクトリア時代のアンティークの実物をご覧いただけます。
可能です。空間の歴史性や光の入り方を踏まえ、慎重に計画します。
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