アンティークガラスとは何か|手吹きガラスと機械ガラスの違い
手吹きのガラスは筒に吹いて切り開いて作るため、厚みにむらがあり気泡が残ります。工業製品としては欠陥ですが、ステンドグラスではそのすべてが価値になります。機械ガラスとの違いを整理しま…
トシ ステンドグラス デザイン|京都発 ステンドグラス 光の空間再設計
Case Study
商業ビルに入る洋食店で、エントランスのステンドグラスを制作・設置した施工事例です。名物のオムライスからフライパンと卵をモチーフに起こし、外光の入らない場所のため背面にLEDを納めました。入口まわりと店内の改装もあわせて手がけています。
京都市の商業ビルに入る洋食店で、エントランスにステンドグラスを制作・設置した事例。名物のオムライスからフライパンと卵をモチーフに起こし、外光が入らないため背面にLEDを納めた。枠はアンティークのものを流用し、入口まわりと店内の改装もあわせて実施。
名物のオムライスからフライパンと卵をモチーフに起こし、看板を掲げずに業種が伝わる一枚とする。外光の入らないテナントのため背面から照らし、営業時間を通して同じ色が出る状態をつくる。
建物内のテナントで外光が入らないため、ステンドグラスの背後にLEDを納め、ガラスの厚みと色の濃さに合わせて光源との距離と拡散を決定した。
枠はアンティークのステンドグラスに用いられていたものを流用し、経年で剥がれた塗装はそのまま活かしている。
一枚だけでは既存の内装に負けるため、入口左側の壁、入口の枠、店内の照明、店内のディスプレイまで含めて設計し直した。
京都市内の商業ビルに入る洋食店から、エントランスのご相談をいただきました。ステンドグラスの制作・設置に加えて、入口まわりと店内の改装もあわせて手がけております。

飲食店として不足のない入口です。ただ、ここに一枚だけステンドグラスを掛けても、周囲の色数と情報量に負けてしまいます。一枚を効かせるには、背景から整える必要がありました。
このお店の名物は、オムライスでした。そこで図案は、フライパンと卵をモチーフに構成しています。

文字は入れておりません。それでも、前を通った方には何の店か伝わります。看板にせず、意匠として成立させながら業種を伝える——ここが店舗のステンドグラスで最も考えるところです。
背景はアンバーの型板ガラスを菱形の格子に組み、縁に小さな色ガラスを散らしました。全体はアンティークな雰囲気でまとめています。モチーフが現代的な図形にならないよう、線の取り方と色数を抑えました。
建物内のテナントですので、外光はまったく入りません。ステンドグラスは光が通り抜けるときに色が生まれるものですから、そのまま壁に掛けても色は出ません。
そこでステンドグラスの背後にLEDを仕込みました。光源が近すぎると粒が透けて面が均一になりませんので、ガラスの厚みと色の濃さに合わせて距離と拡散のさせ方を決めています。
結果として、開店から閉店まで、設計したとおりの色が出ます。日照に左右される住宅の窓とは違い、店舗ではこの安定が求められます。
枠は新調しておりません。アンティークのステンドグラスに用いられていた枠を流用しています。
白い塗装は経年で剥がれ、木肌がのぞいています。これは補修せず、そのまま活かしました。長く使われてきた木の色と艶は、新材では出せません。設置した初日から、そこに何十年もあったような佇まいになります。
当スタジオがアンティークのステンドグラスを扱っているため、ガラスだけでなく枠も手元にあります。枠が先にある場合は、その寸法に合わせて開口とガラスを設計するという逆の進め方になります。

改装の範囲は、入口左側の壁、入口の枠、ステンドグラスと背面のLED、店内の照明、店内のディスプレイです。
壁を白く塗り替え、開口の枠を無垢材に替えました。足元にはオリーブを置いています。色数を減らし、素材の質感で構成し直したということです。背景が静かになったぶん、ステンドグラスの色だけが浮かび上がります。

店内の照明とディスプレイも調整しております。入口から見えた奥の明るさが、そのまま入りやすさになります。外から様子がまったく分からない飲食店には、初めての方は入りづらいものです。
店舗のステンドグラスについての考え方は店舗にステンドグラスを入れるとき|光の入らない場所をどうするかにまとめております。
ステンドグラスだけをご依頼いただくこともできますし、まわりを含めてご相談いただくこともできます。「この一枚を、どうすれば一番きれいに見せられるか」という観点でご提案いたします。設置できる場所と工法はステンドグラスの設置場所と工法をご覧ください。
FAQ
図面がある場合は、建具寸法、平面図、立面図をご共有ください。図面が未確定の場合でも、参考写真や設置予定場所の寸法をもとに初期相談が可能です。
いいえ、完全予約制ではございません。定休日以外は営業しております。
ただ、現場や打ち合わせで留守にしていることがございます。ご来店の前にご一報いただけると確実です。お電話でもメールでも構いません。
アトリエでは、制作中のもの、ガラスの在庫、英国ヴィクトリア時代のアンティークの実物をご覧いただけます。
可能です。空間の歴史性や光の入り方を踏まえ、慎重に計画します。
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当スタジオでは、こだわりの住宅・マンション・別荘・商業空間・寺社仏閣に向けた完全オーダーメイドのステンドグラスをご提案しています。建具寸法、平面図、立面図、参考写真をご共有いただくと、より具体的な検討が可能です。