アンティークガラスとは何か|手吹きガラスと機械ガラスの違い
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トシ ステンドグラス デザイン|京都発 ステンドグラス 光の空間再設計
Case Study
英国ヴィクトリア時代のアンティークステンドグラスを気に入られたものの、納める窓がありませんでした。階段の吹き抜け部に欄間を新設し、同じ年代のガラスで寸法を広げて納めた京都市の施工事例です。
京都市の戸建て住宅で、納める窓がなかった英国ヴィクトリア時代のアンティークステンドグラスのために、階段の吹き抜け部へ欄間を新設した事例。太陽光が入り玄関から見える位置を選び、同年代の淡いガラスで寸法を拡張した。
納める窓がなかったアンティークステンドグラスのために、階段の吹き抜け部へ欄間そのものを新設する。太陽光が入り、玄関から見える位置を選んだ。
ステンドグラスは光が通り抜けて初めて色が出るため、日の当たる階段室を設置場所に選定した。玄関から見上げる位置にあり、帰宅のたびに目に入る。
アンティークの寸法を新設した欄間に合わせて拡張するにあたり、現代のガラスを足すと足した部分だけが浮くため、同じ年代の淡いガラスを用いてデザインと雰囲気を保った。
高い位置にあり人が触れないため、繊細な意匠をそのまま活かせる。
京都市内の戸建て住宅における、階段室の欄間ステンドグラスの計画です。
この事例は、少し変わった順序で進みました。先にステンドグラスがあり、納める場所があとから決まっています。
お客様が、英国ヴィクトリア時代のアンティークステンドグラスをたいへん気に入ってくださいました。ところが、お住まいに、それを納められる窓がなかったのです。
こうした場合、「合う窓がないので」とあきらめていただくことになりがちです。私どもは逆に考えました。納める場所のほうを、つくればよい。
家のなかを見せていただき、階段の吹き抜け部分をご提案しました。条件は二つです。太陽光が入ること。そして、玄関から見えること。
ステンドグラスは、光が通り抜けて初めて色が出ます。日の当たらない壁に掛けても本来の姿になりません。加えて、家に入った瞬間に目に入る位置であれば、毎日必ず視界に入ります。この二つを満たす場所が、階段室でした。
階段の吹き抜け部に枠を設置し、欄間そのものを新設しています。既存の開口に納めたのではありません。


高い位置にあるため、人が触れることはありません。繊細な意匠をそのまま活かせる場所でもあります。光は上から入り、壁を伝って階段まわりへ広がります。
アンティークのステンドグラスは、英国の窓に合わせて作られています。新設した欄間の寸法にそのまま合うことはありません。ケイム(鉛のリード線)を組み替えて、寸法を拡張しました。
ここが最も気を使ったところです。拡張のために現代のガラスを足すと、足した部分だけが浮いて見えます。100年前の手吹きガラスと、いま作られているガラスでは、厚みも表情も違うためです。
そこで、同じ年代の淡いガラスを用いました。色を主張させず、もとの意匠の外側を静かに広げる。デザインと雰囲気を崩さないことを最優先にしています。
当スタジオが英国ヴィクトリア時代のアンティークを扱っているため、同年代のガラスが手元にあります。これがなければ、この寸法直しは成立しませんでした。
お手持ちのステンドグラスがあるが納める場所がない、というご相談は少なくありません。受け継いだもの、以前の住まいで使っていたもの、旅先で買ったが寸法が合わなかったもの。寸法を変える方法も、場所をつくる方法もございます。
欄間という場所の考え方は欄間にステンドグラスを入れるに、アンティークの扱いはアンティークガラスとは何かにまとめております。設置できる場所と工法はステンドグラスの設置場所と工法をご覧ください。
FAQ
図面がある場合は、建具寸法、平面図、立面図をご共有ください。図面が未確定の場合でも、参考写真や設置予定場所の寸法をもとに初期相談が可能です。
いいえ、完全予約制ではございません。定休日以外は営業しております。
ただ、現場や打ち合わせで留守にしていることがございます。ご来店の前にご一報いただけると確実です。お電話でもメールでも構いません。
アトリエでは、制作中のもの、ガラスの在庫、英国ヴィクトリア時代のアンティークの実物をご覧いただけます。
可能です。空間の歴史性や光の入り方を踏まえ、慎重に計画します。
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当スタジオでは、こだわりの住宅・マンション・別荘・商業空間・寺社仏閣に向けた完全オーダーメイドのステンドグラスをご提案しています。建具寸法、平面図、立面図、参考写真をご共有いただくと、より具体的な検討が可能です。